こんにちわ。

管理人です。

先日立飲み屋でとある初老のサラリーマンに声をかけられ、酒を酌み交わしつつ、風俗話で盛り上がり、その際話したことをぜひ記事にしてもらえないかと打診したところ、快く一筆していただいたのでご紹介していきたいと思います。

---以下、本文---

私はこのほど晴れて定年を迎えた62歳のごく普通のおやじであります。

若いころより現在にいたるまで独身であることをいいことに、恥ずかしながら、趣味として風俗通いをしておりましたが、そのうちに日本の性風俗の歴史にも興味を持ち始めて、性風俗に関する本や色んな識者の書かれている雑誌や新聞の記事を集めたり、飲み屋で知り合った風俗ライターや雑誌編集者に教えてもらったりして、風俗の知識を深めていきました。

そして私は知れば知るほど日本の性風俗の世界の面白さにはまっていきました。


今回そんな私なりに知った風俗の通史や実際に体験した性風俗をこの機に私なりにレポートにしてみようかと思います。


私が風俗遊びを始めたのがちょうど42年前の1976年(昭和51年)になります。

サラリーマン人生をスタートさせて間もない頃でした。

それは会社の先輩に教えてもらったことがきっかけでした。

当時私は自分で言うのもなんですが熱血営業マンでありましたが、性欲の方も人並み以上にあった関係ですぐに風俗遊びにのめり込んでいきました。

1976年(昭和51年)といえば奇しくも世界で初めてノーパン喫茶『ジャーニー』が京都に誕生した年であります。

場所は北区、西賀茂車庫前でした。

知り合いの風俗ライター氏に言わせると、ある意味それは革命だったといいます。

それまでの性風俗に対するイメージといえば、まだ戦後の社会を引きずった、経済的困窮者が落ちる苦界というイメージがまだあったのですが、店を取材したそのライター氏は学生やOLといったごく普通の素人の女の子たちが、あっけらかんとなんの抵抗も無くノーパンになって働くその姿に衝撃を受けたといいます。

そしてその時、新しい性風俗の夜明けが来ると確信したのでした。

そのため彼はあえてそれ以降の原稿での表記を、漢字の「風俗」からカタカナの「フーゾク」に変えたといいます。

実際この時期あたりから各スポーツ新聞や夕刊紙でフーゾク記事を目にするようになっていきます。

私もこれら新聞にある、風俗ライター諸氏が書いた潜入記事をたよりに色んな風俗遊びをしたものです。

もちろん『ノーパン喫茶』にもよく行きました。

この京都生まれの『ノーパン喫茶』もあっという間に大阪を中心に関西で進化を遂げ様々な店が登場していますが、その場合大きく3種類に分類することができます。

それは
ただセクシーな衣装を着ているだけの『ファッション喫茶』と、上半身裸の『トップレス喫茶』、そしていわゆるパンツをはかない『ノーパン喫茶』で、当時はそれらを一括りに『ノーパン喫茶』と呼んでいたようです。

その後このノーパン喫茶は関西を中心にブームとなるのですが、そのブームに悪のりした色んな喫茶店もオープンしています。

例えば全裸に前バリだけの『前バリ喫茶』に、天井に水槽を設えてその水槽内にパンティー一丁の女の子が人魚みたいにはべる『水槽喫茶』。

そして通常営業のノーパン喫茶の店舗の地下を大胆にも掘って、下からマジックミラーで覗くまさに『丸見え喫茶』などとそのばかばかしさに面白さを感じずにはいられないモノばかりです。

やがて喫茶店だけでなく、『トップレスパブ』や『トップレスバー』といった業種が拡大していくのですが、そんな中でも当時一番の話題をさらっていたのが大阪は天王寺にあったトップレスパブの『あべのスキャンダル』でした。

元々それまでの『ピンクサロン』とかでもやっていた、裸の女の子と抱き合って風船を割ったり、ビンゴゲームしたりする客も参加して楽しむシステムを取り入れたのですが、それがすごい人気で、なんでも客の行列がスゴくて連日お巡りさんまで出て警備していたといいます。

後にそこのオーナーは『ノーパン牛丼』や『ノーパン理容室』など次々と面白いアイデアの店をオープンさせて世間の注目を集めることになるのでした。

とにかく当時は新しいものが出たらすぐにスポーツ新聞に紹介されて行列ができるを繰り返していましたから当時の私の新しい風俗情報はみなスポーツ新聞からでした。

ちなみに東京初の『ノーパン喫茶』といえば、1980年(昭和55年)に西部新宿線の東長崎にオープンした『ルルド』でしたが、この店が話題となるとあっという間にこの手の店が都内中に広がっていき、最盛期には山手線の各駅に必ず『ノーパン喫茶』が営業している状態になるのでした。

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第一弾はいかがでしたでしょうか?

中々味わい深い内容で、私はつい読み入ってしまいました。

近日中に続編を投稿していきますので、乞うご期待ください。